歩行分析とOAトータルケア

聖路加国際病院 整形外科 副医長 辻荘市先生からの推薦文

聖路国際病院 辻荘市先生 木津直昭

KIZUカイロプラクティック 木津先生との関係

木津先生とは、今から10年ほど前から、お互いの専門分野の適応症と診断した患者さんを紹介しあったり、様々な症例についての意見交換をしています。
たとえば、KIZUカイロプラクティックに来院した患者さんにMRIやレントゲン等の精査の必要があれば当方の病院に紹介いただいていますし、当方の病院に通院されている患者さんにカイロプラクティック治療が必要と思われる場合には、KIZUカイロプラクティックをご紹介させていただいています。
整形外科の治療は、例えば膝が痛いならば膝を診て、股関節が痛い時は股関節を診るといった、その痛みの部位にフォーカスした治療になりますが、カイロプラクティックでは、たとえば膝が痛いと言っても、股関節や腰や足関節など、連動するすべての機能をチェックして、その痛みの原因を取り除く施術が行われます。
痛みの原因を取り除くための相関関係を理解している木津先生のカイロプラクティック理論は、信頼して患者さんに推薦できると思っていますし、実際にめざましい治療効果を得られた患者さんも多数いらっしゃいます。

 

外科手術に必要な日々の準備

外科手術をするというと、手術後に傷口さえふさがれば、病気は完治すると考えている方がとても多くいらっしゃいますが、それは誤解です。
私は、関節の軟骨が減少することで発症する「変型性疾患」の手術を多く手がけていますが、特にこの病気は、手術前の筋力や身体のバランスの状態によって回復度がまるで変わってきます。そして、手術後のリハビリテーションをどれだけ真面目に取り組むかによっても、回復状況は大きく変わってきます。
普段から少しでも多く歩くことを心がけて、全身の筋肉のコンディションを気遣っているような患者さんは、いざ発症して、手術をされても術後の状態は良好です。最新の手術では術後にすぐに関節を動かせる方も少なくありません。しかし、普段から歩くことを怠っていたり、筋力がない方は、術後のリハビリは大変になります。

ひとりでも多くの患者さんが悩みのない生活を送れるように

残念なことですが、整形外科に来院してくる患者さんの中には、自力で歩くのも困難なほど病状が進行していて、いわゆる「よれよれ」の状態になっている例が多くあります。
一方で、カイロプラクティック治療に来院している患者さんには、変形性疾患の徴候が見られても、手術が必要なレベルまで病状が進行していない方が多数いらっしゃるようです。
そうした初期症状のうちに、病気に対する正しい情報を理解していただくために、2013年10月にはKIZUカイロプラクティック主催の「変型性疾患」セミナーを開催して、最新の手術法や術後のこと、そして変形性疾患に関する予防法やリハビリなどについて講演させていただきました。
これからも木津先生とは、お互いの専門分野を活かした地道な活動を通じて、ひとりでも多くの患者さんが痛みのない生活を送れるように努力していきたいと思っています。

DSC_0235-2 DSC_0286           上記写真 2013年10月 変形性疾患セミナーの模様
聖路加国際病院 整形外科の公式ホームページ

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