股関節の用語
あ・う・え・お/か・き・く・け・こ
さ・し・す・せ・そ/た・ち・て・と
な・に/は・ひ・ふ・へ/む/ら
あ
亜脱臼(あだっきゅう)
関節を形成する骨が、関節内の正常な位置よりややずれている(外れかかっている)状態。 原因としては関節の可動域を超える動かし方や強い衝撃によるもの、先天性・発育性のものなどがある。
アライメント(あらいめんと)
本来は整列したものの状態を示す言葉で、関節や人工関節の機能を十分発揮できるような最適な位置関係。 最適で正しく配置された骨の位置。例えば、膝関節が正常なかみ合わせとなるように大腿骨(だいたいこつ)と脛骨(けいこつ)の位置を定めること。
う
運動障害(うんどうしょうがい)
関節の運動を制限する病気や筋力低下の原因となり、からだの全体または一部を動かすのが困難になること。
え
壊死(えし)
身体の一部の細胞またはすべての細胞が死滅すること。大腿骨頭壊死症〔(だいたいこっとうえししょう)=股関節痛の一因〕、 大腿骨顆部骨壊死症〔(だいたいこつかぶこつえししょう)=膝関節症の一因〕などがある。
炎症(えんしょう)
細菌の侵入など何らかの原因で、身体の一部分が赤く腫れ、熱や痛みが発生した状態。
ADL(えーでぃーえる)
Activity of Daily Living ⇒ 日常生活動作
NSAIDs(えぬせいど)
NonSteroidal Anti-Inflammatory Drugs 非ステロイド性抗炎症薬(ひすてろいどせいこうえんしょうやく)。ステロイド製剤とは異なる疼痛(とうつう)および炎症を緩和する薬剤の総称。
MIS(えむあいえす)
Minimally Invasive Surgery 最小侵襲手術法(さいしょうしんしゅうしゅじゅつほう)。従来に比べてより小さな切開で手術を行う手術法。
MMT(えむえむてぃー)
Manual Muscle Testing 徒手筋力検査(としゅきんんりょくけんさ)。特別な器具を使用せず、素手によって主要な筋肉の筋力を判定する検査法。
MRI(えむあーるあい)
Magnetic Resonance Imaging ⇒ 核磁気共鳴画像法(かくじききょうめいがぞうほう)
お
OA(おーえー)
Osteoarthrities ⇒ 変形性関節症
か
可動域(かどういき)
機能的な動作を行うために関節が動く範囲。「ROM(Range of Motion)」とも呼ばれる。 変形性関節症が進行すれば通常、可動域は減少する。
核磁気共鳴画像法(かくじききょうめいがぞうほう)
MRIとも呼ばれる。骨以外の軟部組織〔靭帯(じんたい)、半月板(はんげつばん)、 椎間板(ついかんばん)、神経、脊髄(せきずい)〕を写し出すのに優れ、質的な診断もできる。
外傷(がいしょう)
外部からの力によって受けた傷。骨折、捻挫(ねんざ)、靱帯損傷(じんたいそんしょう)、打撲(だぼく)などが含まれる。外傷をきっかけに関節症などの慢性疾患(まんせいしっかん)の症状が発症・悪化することがある。
過伸展(かしんてん)
膝関節や肘(ひじ)関節を伸ばす(伸展する)時、正常の位置を越えて、さらに伸びた状態。人工膝関節置換術(じんこうひざかんせつちかんじゅつ)の後に起こることがある。
関節唇(かんせつしん)
関節窩〔(かんせつか)=関節のくぼみ〕の縁を取り巻くようについている線維性の軟骨。関節の安定性に寄与している。股関節の寛骨臼(かんこつきゅう)縁にあるものが代表的で、大腿骨頭(だいたいこっとう)を包み込むような形をしている。
外旋(がいせん)
関節を挟んで心臓から遠い方を、骨の前面を外側にねじるような運動。例えば、股関節を中心にした場合、つま先が外側へ向くように大腿部(だいたいぶ)を回す動きなど。 ⇔ 内旋
外転(がいてん)
身体の中心軸から、手足などが遠ざかるような動き。例えば、立った状態で、伸ばした片脚を真横に上げる動きは、股関節に対して大腿骨〔(だいたいこつ)=下肢〕が外転している。
荷重(かじゅう)
体重をかけること。片足で立った状態であれば、その足に全荷重がかかっている。
観血的治療(かんけつてきちりょう)
外科的手術による治療法で、一般的に出血を伴うことからこのように呼ばれる。
寛骨臼(かんこつきゅう)
骨盤の外側、寛骨の中央部のカップ状の陥凹部。大腿骨頭(だいたいこっとう)とともに股関節を形成する。
寛骨臼回転骨切り術(かんこつきゅうかいてんこつきりじゅつ)
成人の臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)に対して行われる手術法のひとつ。「RAO(Rotational Acetablular Osteotomy)」とも呼ばれる。
患肢(かんし)
病気またはケガをしている手足。手術を受けた足のことを指す場合もある。 ⇔ 健肢
関節鏡視下手術(かんせつきょうしかしゅじゅつ)
関節鏡を用いて、テレビモニターで関節腔(かんせつくう)を観察しながら行うさまざまな手術を指す。
関節造影(かんせつぞうえい)
関節内病変に対する画像診断検査のひとつ。
関節軟骨(かんせつなんこつ)
骨の関節面を覆っている、スムーズかつ強靭で弾力性のある組織。
関節裂隙(かんせつれつげき)
関節のすき間。膝関節の例では、大腿骨(だいたいこつ)と脛骨(けいこつ)の間を示す。
き
臼葢(きゅうがい)
寛骨臼(かんこつきゅう)の土手の部分。この部分の形成が生まれつき悪いと臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)となり、年齢とともに変形性股関節症になることがある。
金属アレルギー(きんぞくアレルギー)
金属に含まれる成分が汗や唾液などの体液によって金属イオンとなり、炎症(赤み・かゆみなど)を起こすアレルギー反応。
偽関節(ぎかんせつ)
受傷後6ヶ月以上たっても治癒しない骨折。
鏡視下バンカート法(きょうしかばんかーとほう)
内視鏡(ないしきょう)で関節唇損傷(かんせつしんそんしょう)を修復する手術。→関節鏡
筋筋膜性疼痛(きんきんまくせいとうつう)
筋や筋膜の問題により、痛みやこりなどを主症状とする疼痛疾患。
筋膜(きんまく)
ひとつの筋またはいくつかの筋群の表面を包む結合組織の薄い膜。スムーズな筋の動きを助け、これを保護して一定の位置に固定する働きを持つ。
筋肉拘縮(きんにくこうしゅく)
筋肉が縮んでしまい、伸びなくなること。関節可動域が制限される(狭くなる)原因になる。
QOL(きゅーおーえる)
Quality Of Life (クオリティー オブ ライフ) 「生活の質」と直訳される。一般に人がどれだけ人間らしい望み通りの生活を送ることができているかを計るための尺度として用いられる概念。
臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)
臼蓋形成不全とは、寛骨臼の形成不全により、関節の安定性が障害された状態。女性に多い股関節疾患である。自然経過では変形性股関節症に進行するリスクが高い。
く
屈曲(くっきょく)
関節を曲げる動作で、接合している骨同士が近づく動き。⇔伸展
屈曲拘縮(くっきょくこうしゅく)
関節を伸ばした際に、十分に伸びきらず曲がった状態に留まってしまうこと。⇒屈曲
け
腱(けん)
筋肉と骨を結合している強靭な線維性の結合組織。
健肢 (けんし)
病気またはケガをしていない手足。手術を受けていない足のことを指す場合もある。 ⇔ 患肢
頚体角(けいたいかく)
股関節正面X線像において、①大腿骨骨幹部軸(だいたいこつこっかんぶじく)と②大腿骨頚部軸(だいたいこつけいぶじく)のなす角度。通常125~130度。
頚部骨折(けいぶこっせつ)
通常、大腿骨(だいたいこつ)の股関節に近い部分(頚部/関節包より内側)で起こった骨折。骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を持つ高齢者の転倒時の骨折として非常に頻度が高い。
血栓(けっせん)
動静脈の中で血液が固まることによって形成されたもの。血栓が大きくなると、血液の流れが悪くなる。静脈で形成された血栓が肺動脈に運ばれて詰まってしま うと、肺塞栓症〔(はいそくせんしょう)=いわゆるエコノミークラス症候群〕となり、呼吸困難をきたす。
こ
骨壊死(こつえし)
骨壊死は、虚血性骨壊死、無菌性壊死、離断性骨軟骨症とも呼ばれ、血液供給が阻害されることにより骨の一部が壊死すること。
股関節インピンジメント症候群(こかんせついんぴんじめんとしょうこうぐん)
股関節の形態異常により、関節唇損傷や軟骨損傷を生じる病態。決まった姿勢による疼痛の誘発、クリックなどの症状を認める。
股関節唇損傷(こかんせつしんそんしょう)
臼蓋辺縁についている環状の線維軟骨組織が損傷をうけること。多くは、臼蓋形成不全、大腿骨寛骨臼インピンジメント(股関節インピンジメント)などによる骨形態異常が原因である。
骨肉腫(こつにくしゅ)
骨から発生する悪性腫瘍〔(あくせいしゅよう)=骨原発悪性腫瘍(こつげんぱつあくせいしゅよう)〕でもっとも多く(約40%)、ひざ周囲の骨〔大腿骨(だいたいこつ)、脛骨(けいこつ)近位〕に好発する(全体の75%)。若い人に多く10才台が中心。
骨パジェット病(こつぱじぇっとびょう)
骨格の慢性疾患で骨の代謝回転が異常になる結果、その領域の骨が柔らかく肥厚する病態。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
骨密度の減少が進行して、徐々に骨がもろくなり骨折しやすくなる病気。加齢、エストロゲンの不足、ビタミンDやカルシウムの摂取不足、ある種の病気などで、骨密度や骨の強度を維持する成分量が減少することがある。
抗リウマチ剤(こうりうまちざい)
関節リウマチにおける炎症防止のために投与される薬剤の総称。
骨切り(こつきり)
骨の形状や位置を機能的に最適な状態になるように、骨を切る手術療法。局所の骨を部分的に切除することもある。⇒寛骨臼回転骨切り術
骨棘(こつきょく)
関節面の軟骨が肥大増殖し、次第に硬くなって骨化して「とげ」のようになったもの。関節面周辺にできる変形性関節症の特徴的な所見のひとつ。レントゲンではっきり骨棘が見られると変形性関節症と診断する。
拘縮(こうしゅく)
関節の軟部組織(関節包など)の短縮により関節が可動域制限を起こす状態。拘縮の多くは骨折の後遺症、寝たきり、脳血管障害や脊髄損傷などの麻痺により、関節を長期間動かさない状態が続くことが原因である。
骨移植(こついしょく)
生体の骨に欠損が生じた場合に行う骨の移植術。
骨嚢包/骨嚢胞(こつのうほう)
変形性関節症などにおいて、骨に穴があいてしまった状態のこと。
さ
坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)
腰から足にかけて伸びている神経。坐骨神経に障害が起こると、お尻や太ももなど、下半身のさまざまな部分に痛みや痺れの症状が出る。坐骨神経痛と思われていたお尻の痛みが、変形性股関節症による痛みの場合もある。
し
自家骨(じかこつ)
自分の骨。骨移植の際に自分から採取した骨を移植することを自家骨移植(じかこついしょく)という。 ⇔ 他家骨
シャープ角(しゃーぷかく)
臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)の程度を診断するために、両股関節正面のレントゲン写真から計測する角度のひとつ。正常値は40度以下。
靭帯(じんたい)
関節において、2つの骨を結合する線維性の強靱な結合組織の束。
神経ブロック(しんけいぶろっく)
神経周囲に局所麻酔剤などを注入して、痛みを止めること。手術の麻酔や手術後の疼痛(とうつう)緩和などにも用いられる。
伸展(しんてん)
関節を伸ばす動作で、接合している骨同士が離れる動き。⇔屈曲 ⇒過伸展
CE角(しーいーかく)
Center-Edge Angle 股関節の臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)の診断に用いられ、正常値は25~30度以上。数値が少なくなるほど臼蓋形成不全が強い状態にある。
CPM(しーぴーえむ)
Continuous Passive Motion 持続的他動運動装置(じぞくてきたどううんどうそうち)。膝などの関節可動域改善に対して、無理なく回復訓練を促進させる器械。
CT(しーてぃー)
Computed Tomography コンピュータ断層撮影(CTスキャン)。身体に種々の角度から放射線を当て、得られた画像をコンピュータで断面化する。
す
ステム(すてむ)
髄腔内(ずいくうない)に挿入されるようにデザインされた人工関節の部品。人工股関節の大腿骨(だいたいこつ)側、人工膝関節の脛骨(けいこつ)側によく用いる。
せ
整復(せいふく)
関節や腱など運動器の脱臼(だっきゅう)した部分を正常な位置へ戻すこと。また骨折の場合、正常の形態を失った骨片をもとの形に戻し、適切に機能するようにすること。
先天性股関節脱臼(せんてんせいこかんせつだっきゅう)
生まれつき大腿骨頭(だいたいこっとう)が臼蓋(きゅうがい)からはずれている疾患(しっかん)。または股関節の形成異常があるもの。
脊椎(せきつい)
背骨を形成する、多数の骨の総称。
前捻(ぜんねん)
身体の前面に対して、ある部分が前方に回旋して(ねじれて)いたり、前に出ている状態。特に股関節周囲の骨や人工関節についていう。
そ
創外固定(そうがいこてい)
粉砕骨折および変形矯正の場合などに、骨折部を固定し、安定させること。
た
大腿骨(だいたいこつ)
太ももの骨。
大腿骨頭すべり症(だいたいこっとうすべりしょう)
思春期(10代前半)の男子に発症しやすい、大腿骨頭近位部の骨端核(こったんかく)が骨端軟骨で滑り出した状態。
他家骨(たかこつ)
他人の骨。骨移植の際に他人から採取した骨を移植することを他家骨移植(たかこついしょく)という。 ⇔ 自家骨
単純X線撮影(たんじゅんえっくすせんさつえい)
人体を透過して影をつくるX線を利用して、その影をフィルムに写す撮影。バリウムなどの造影剤を使用した場合は造影X線撮影という。X線撮影は、一般的にレントゲン撮影と呼ばれる。
大転子(だいてんし)
大腿骨(だいたいこつ)の上外方にある突起。中殿筋(ちゅうでんきん)など股関節の外転筋が付着している。外転筋は安定した歩行に最も重要な筋肉である。 ⇒トレンデレンブルグ徴候、トレンデレンブルグ跛行
ち
中殿筋(ちゅうでんきん)
股関節外転筋(こかんせつがいてんきん)のひとつ。骨盤の骨〔腸骨(ちょうこつ)〕と大腿骨(だいたいこつ=太ももの骨)の近位部(大転子)を結ぶ筋肉。
て
THAまたはTHR(てぃーえいちえー,てぃーえいちあーる)
THA(Total Hip Arthroplasty)、THR(Total Hip Replacement) = 人工股関節置換術(じんこうこかんせつちかんじゅつ)⇒「人工股関節置換術の特長」
と
疼痛(とうつう)
ずきずき痛むこと。うずくこと。また、そのいたみ。
特発性大腿骨頭壊死(とっぱつせいだいたいこっとうえし)
成人に見られる大腿骨頭壊死の中で原因が明らかでないものを指す。ステロイド剤の投与を受けた既往のあるもの、アルコール愛飲家、血液・血管疾患(けっかんしっかん)に多発するため、その多くは全身的変化が重要な背景をなしている。40歳代がもっとも多く、男性に多い。
トレンデレンブルグ跛行(とれんでれんぶるぐはこう)
歩行時に患肢(かんし)に体重をかけた時、患肢側の肩が落ちて身体が横に揺れた歩行となる状態。主に股関節外転筋である中殿筋(ちゅうでんきん)の筋力低下のために起こる。
トレンデレンブルグ徴候(とれんでれんぶるぐちょうこう)
患肢(かんし)で片脚立ちをしたとき、健肢(けんし)側の骨盤が下がる現象で、股関節障害の検査法のひとつ。先天性股関節脱臼(せんてんせいこかんせつだっきゅう)などによって中殿筋(ちゅうでんきん)の筋力が弱い場合に見られる。
な
内旋(ないせん)
関節を挟んで心臓から遠い方、骨の前面を内側にねじるような運動。例えば、股関節を中心にした場合、立った状態で片脚のかかとを床から浮かせて、つま先を内側へ向ける動きなど。 ⇔ 外旋
軟部組織(なんぶそしき)
骨以外の組織。筋肉、腱、靭帯(じんたい)など。
に
日常生活動作(にちじょうせいかつどうさ)
1人の人間が独立して生活するために行う、毎日繰り返される基本的な一連の動作。例えば、食事、更衣、歩行、トイレ、整容(洗面、歯磨きなど)、入浴など。
乳児化膿性股関節炎(にゅうじかのうせいこかんせつえん)
乳児化膿性股関節炎とは、発熱や仮性下肢麻痺(かせいかしまひ)を症状とし、早期診断、早期治療が不可欠な疾患である。
は
跛行(はこう)
外傷、奇形、その他の疾患(しっかん)により、歩行が正常でない状態。歩行時に身体が傾いたり足を引きずったりするような障害。⇒トレンデレンブルグ跛行
ひ
ヒアルロン酸(ひあるろんさん)
皮膚や関節軟骨、関節液など、体内のさまざまな部位に存在する高分子量の物質。関節のスムーズな動きを助ける(潤滑作用)ほか、水分子を多く保持する性質があり(これによって化粧品に使われている)、軟骨の衝撃吸収作用を助ける。
ふ
浮腫(ふしゅ)
むくみのこと。手術や長時間足を下ろすことや、外傷などが原因で静脈環流の低下をきたす(血のもどりが悪くなる)と細胞の隙間にある水分が増えて発生する。
へ
変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)
変形性関節症(退行性骨関節症、肥大性骨関節症などとよばれたこともある)は関節の軟骨と周囲の組織の損傷と関連し、痛み、関節のこわばり、機能障害を特徴とする慢性疾患。
ペルテス病(ぺるてすびょう)
子供の大腿骨頭部(だいたいこっとうぶ)の骨端核(こつたんかく)が壊死(えし)することによって起こる病気で、血流障害が原因と考えられる。
変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)
股関節に発症する慢性の関節炎。股関節の構成要素の退行変性により、骨・軟骨の破壊と骨棘(こつきょく)などの増殖性変化をきたす疾患(しっかん)。変股症(へんこしょう)、股関節症と呼ばれることもある。
む
無血性壊死(むけつせいえし)
骨への血液供給が欠乏することによって骨の細胞が死滅すること。⇒壊死
ら
RAO(らお)
Rotational Acetablular Osteotomy ⇒ 寛骨臼回転骨切り術(かんこつきゅうかいてんこつきりじゅつ)