歩行分析とOAトータルケア

臨床ケース

  • HOME »
  • 臨床ケース

ここでは、様々な膝・股関節における臨床例や患者さまの体験談をご紹介いたします

目的:
変形性膝関節症(以下OA)は、日本人の70歳以上の高齢者に頻繁に診られる変形性疾患の代表的な障害である。日本人の70歳以上の95%が、膝OA、腰OA、骨粗鬆症のどれかを罹患している(*1)。
ロコモティブシンドロームの原因として重要な疾患であり、国民のQOLの低下や死亡率の上昇に関与している。今後の高齢化社会を見据えた上で、有効な治療・予防手段の確立は喫緊の課題であるといえる。整形外科領域、理学療法領域での研究も進んではいるが、エビデンスも母数が少なく、まだ研究の余地はあると考える。外科的手術の適用とはならないがリハビリテーションや運動指導に対して抵抗性を持つ症例は本院でも多く目にする。
本ケースシリーズでは、外科手術適用前の膝関節変形症症例に対するカイロプラクティックアプローチの有効性がみられた症例を報告することで、カイロプラクティックが整形外科的治療と連携して提供されることが患者利益につながる可能性を示すことを目的とする。

*1.吉村典子, et al. 腰痛の疫学: 大規模疫学調査 ROAD から. 日本整形外科學會雜誌, 2010, 84.7: 437-439.

PAGETOP
Copyright © KIZU CHIRO PRACTIC All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.